健康メモ~広報ひらかた

2018年05月号~睡眠相後退症候群

明るくなると目が覚め、暗くなると眠くなるのは、人の睡眠リズムが体温や血圧などの身体リズムと共に約24時間周期になっており、目から入る光に同調しているためです。しかし時折、睡眠リズムが光に同調せず固有のリズムをとり続けることがあります。特に極端な夜型リズムが持続する場合は社会生活上も大きな支障が出ます。これが単なる夜更かしとは異なる「睡眠相後退症候群」と呼ばれる病気で、治療対象になりますので、心療内科などに相談してみてください。

2018年03月号~突発性難聴

突発性難聴は内耳という耳の奥にある神経に障害が生じ、突然発生する難聴が特徴の病気です。耳鳴り・めまい・吐き気・嘔吐をともなう場合もあります。原因は不明で、治療は一般的には副腎皮質ステロイド薬、循環改善薬、ビタミン剤等の投与を行います。通常、片耳に発生することが多く、発症後の早期治療が必要で、遅くても2週間以内に治療を開始することが望ましいです。突発性難聴が疑われたら、すぐに耳鼻咽喉科を受診し、診断・治療することが重要です。

2018年01月号~肩こり

肩こりは男女ともに多く、最近ではスマホをよく使う若年者への広がりも見せています。整形外科的には頚椎(けいつい)の変形や神経症状によるものなどが考えられますが、循環器、消化器、眼科、歯科、耳鼻科、精神科などの多岐にわたる疾患が原因として挙げられるため、肩こりが長期化する場合は注意が必要です。基本的に注射を含む薬物療法や物理療法などで様子を見ることが多いですが、姿勢やストレス、睡眠の質といった生活習慣の改善、筋トレやストレッチなど適度な運動による患者自身の努力が予防につながることも。

2017年11月号~麦粒腫(ものもらい)

麦粒腫はまぶたの細菌感染で起こる化膿性の病気です。急にまぶたが赤く腫れて痛く、特に触ると痛みが強いことが特徴です。放置しても膿が出て自然に治りますが、炎症が強いと肉芽ができたり、瘢痕(外傷が治癒したあと皮膚に残る変性部分)でまぶたが変形したりすることがあるので、薬物治療や切開排膿を行うことが望ましいです。治療は抗菌薬の内服と、抗菌眼軟膏や点眼薬の投与を行い、膿があれば切開して膿を出します。まぶたが腫れていても痛みが少ない場合は、無菌性の炎症(霰粒腫)と考えられ、治療方法は異なります。

2017年09月号~外反母趾

外反母趾は足の母趾が外側に向き、関節が突出することで靴による圧迫を受けて母趾基部が赤くなったり腫れたりして疼痛が生じる疾患です。女性に多く、足の横アーチが低くなったり関節リウマチを伴ったりします。治療は矯正する目的で、つぶれた足裏のアーチを持ち上げる中敷きや、足指の間に挟むクッション、靴に当たらないように保護パッドを使用する場合があります。変形や疼痛の程度が強い場合は手術をすることもあります。

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