健康メモ~広報ひらかた

2019年03月号~閉経後の不正出血

子宮からの出血で月経によるもの以外の出血を「不正性器出血」と呼びます。原因はさまざまで、ストレスや自律神経・ホルモン異常による子宮内膜の反応として出血が起こるものを機能性出血、子宮や膣の腫瘍やポリープ・炎症・外傷により起こる出血を器質性出血といいます。閉経後の出血は器質性出血が多いので、少量、回数が少なくても放置せず産婦人科を受診してください。また、定期検診時に超音波検査で発見できる場合が多いので年1回は受診しましょう。

2019年01月号~糖尿病

糖尿病は自覚症状が乏しいため放置されやすく、気付いたときには眼底出血から失明、腎不全から血液透析、神経障害から足壊疽等で苦しむ可能性がある病気です。また、高血圧や脂質異常症を併発することが多く、心筋梗塞・脳梗塞等だけでなく、がん・肺炎等の感染症や認知症の発症率も高くなるなど、今や万病の元と言えます。健診等で尿糖や高血糖を指摘されたら放置せず医療機関を受診しましょう。早期からの食事・運動療法に加え、必要な場合は薬物療法で血糖値を良好に維持すれば健康長寿も可能です。

2018年11月号~慢性腎臓病

慢性腎臓病とは、糖尿病や高血圧などのさまざまな要因により、腎臓の働きが慢性的に低下している、または、たんぱく尿が出るなどの異常が3カ月以上続いている状態です。慢性腎臓病になると心筋梗塞や脳卒中など心血管病を発症するリスクが高くなり、進行すると透析が必要になることもあります。初期には自覚症状がほとんどなく知らないうちに病期が進行してしまうこともありますので、早期発見が大切です。健診の結果で尿蛋白や腎.臓の機能を表す推算GFR値のご確認を。

2018年09月号~肝硬変

肝硬変とは文字通り肝臓の組織が硬くなる病気です。B型やC型肝炎ウイルス感染やアルコール肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎などによって肝臓の炎症が生じ、組織の修復の過程で線維が増加し肝臓全体が硬くなってしまう病気です。進行すると肝臓が岩のようにゴツゴツした形になり固くなってしまいます。結果、血液の行き場がなくなり食道に静脈瘤ができたり、肝臓の機能そのものが悪くなり黄疸なども起こします。肝臓の炎症が持続することで慢性肝炎から肝硬変に移行するため特定健診などの機会に肝炎の有無を知ることが大切です。

2018年07月号~バセドウ病

甲状腺ホルモンが体内に過剰にある状態を甲状腺機能亢進症といいます。その原因はさまざまですが最もよくあるのはバセドウ病です。女性に多く、TSHレセプター抗体という自己免疫が甲状腺を刺激するために甲状腺ホルモンの合成が高まる病気で、発汗の過多や手の震え、動悸などが代表的な症状ですが、他に首の腫れや「しっかりと食事をとっているのに痩せてしまう」といった症状がみられることもあるので、気になる場合は診察を受けてみましょう。

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